「やりたいことが見つからない」――。
転職やキャリアの相談、人生設計の場面で多くの人が抱える悩みです。
SNSや本では「好きなことを仕事にしよう」と言われても、
「自分にはそんな“好きなこと”がない」と感じて焦ったり、無力感に包まれたりする人も少なくありません。
けれども実際には、「本当にやりたいことが存在しない」人はほとんどいません。
多くの場合は、「気づけていない」「選べていない」「行動できていない」だけなのです。
この記事では、やりたいことが見つからない人を5つのタイプに分け、それぞれに合った「見つけ方」のヒントとワークを紹介します。
自分がどのタイプに当てはまるのかを確認しながら、ぜひ読み進めてください。
(5分ほどで読めます!)
1. 「やりたいことが見つからない」状態の正体
(1) 自分に正直になれていない【自己否定タイプ】
周囲の期待や損得勘定を優先し、自分の本音を押し殺してしまうタイプです。
たとえば、「親に勧められたから」「安定しているから」と選んだ仕事が、実は自分の本当の望みではなかった場合。
「~しなければ」「期待に応えないと」という義務感で動き、
自分の声を無意識に封じ込めています。
「周りと違う自分はおかしい」と感じてしまう人も、このタイプに多いです。
(2) 思考停止・後回し癖の【自分を後回しタイプ】
「いつかやる」「今は忙しい」と言い訳しながら、
実際には動けないタイプです。頭の中に“やりたいこと”があっても、優先順位をつけられず後回しにしてしまう。
そのうち「やりたいことなんてない」と思い込んでしまいます。
本当は自分の時間を大切にできていないだけなのに、
「自分には情熱がない」と誤解してしまうケースが多いです。
(3) 情報過多で選べない【優柔不断タイプ】
今の時代、情報が溢れすぎています。
そのため「選択肢が多すぎて決められない」状態に陥る人も多いです。
どれも魅力的に見えて、正解がわからず行動に移せない。
好奇心はあるのに、比較しすぎて決断できない。
“やりたいことはあるのに動けない”人はこのタイプです。
(4) 情報不足で考えられない【行動不足タイプ】
逆に、経験や知識が少なすぎて選択肢を描けない人もいます。
「知らないから想像できない」。
候補にすら上がらないため、「やりたいことがない」と錯覚してしまうのです。
自分の中の限られた世界だけで考えてしまい、「わからない」「不安」といった感情に支配されて動けなくなります。
(5) 自分の価値観や強みが曖昧な【自分軸迷子タイプ】
「何を大切にしたいか」「どんな場面で力を発揮できるか」が不明確なタイプです。自分の軸がないと方向性が決まらず、「何を選んでも違う気がする」と迷いやすくなります。
「自分は何が好き?」「何にワクワクする?」と問われても言葉にできない。
そんな人は、このタイプに当てはまります。
このように、「やりたいことがない」と感じる背景は人それぞれ。
だからこそ、解決策もタイプごとに違うのです。
2. やりたいことを見つける5つの方法
① 自分に正直になる
まずは「自分の本音」に気づくことから始めましょう。
1日の出来事を「状況・感情・思考・行動」で書き出す。
これは心理療法の一種である認知行動療法の手法で、
自分の感情や思考の癖を客観的に理解するのに役立ちます。
さらに、損得を抜きにした問いを立てるのも効果的です。
「もし収入が保証されていたら何をしたい?」
「誰にも評価されなくても続けたいことは?」
条件を外すことで、本音にアクセスしやすくなります。
② 後回し癖を断つ
やりたいことを「いつか」ではなく「今」に引き寄せる習慣をつけましょう。
“いつかやるリスト”を“今やるリスト”に変える。
その中から“5分でできること”を1つだけ選んで行動してみます。
また、「やらないこと」を決めるのも大切です。
優先順位の低いことを減らすことで、エネルギーが集中します。
さらに、小さな行動を習慣化すること。
「続けられるかわからない」と悩む前に、まず15分だけ試してみましょう。
行動こそが、やりたいことを育てる土台になります。
③ 情報過多で迷うときの整理法
情報が多すぎて混乱しているときは、絞り込みと基準づくりがポイントです。
- 気になる3つに絞るルールをつくる
- 判断軸を3つに決める(例:収入・学び・自由度・社会貢献など)
また、「正しさ」を求めすぎないことも大切です。
行動する前から“納得感”を求めても、永遠に決められません。
やってみて初めてわかることがたくさんあります。食べる前から好きな食べ物はわからない。
やってみて「これだ」と思えるものが見えてくるのです。
④ 情報不足で考えられないときの行動法
知らない世界を知ることが、「やりたいことの芽」を増やす第一歩です。
- やったことのない趣味に挑戦する
- 普段読まないジャンルの本を読む
- 新しい人との対話を増やす
「なんとなく気になる」ことを小さく試し、感情の変化を観察してみましょう。
これを繰り返すことで、選択肢の幅がどんどん広がります。
⑤ 自分の価値観・強みを言語化する
最後は「自分軸」を整えるステップです。
価値観を整理するワーク
「嬉しかった瞬間」「嫌だった瞬間」を10個ずつ書き出し、
そこに共通するキーワードを見つけてみましょう。
それが、あなたの価値観の核です。
強みを見つけるワーク
- 人からよく褒められること
- 自然とやってしまうこと
- 努力せず結果が出たこと
この3つを掘り下げると、自分の“得意の種”が見えてきます。
「やりたい仕事」と「自分に合っている仕事」は別物です。
自己理解を通して、自分にとって大切な要素を明確にしていきましょう。
3. やりたいことは「行動の結果」として見えてくる
多くの人は「やりたいことが見つかったら動く」と考えがちですが、
実際はその逆です。
小さく動いてみる → 感情の変化を観察する → 気づきを言語化する → 次の一歩を試す。
このサイクルを回すうちに、「もっとやりたい」「これは違う」という実感が積み重なり、やりたいことが明確になっていきます。
4. まとめ
「やりたいことが見つからない」と悩むとき、
人は「自分には情熱がない」と思い込みがちです。
けれども本当は――
- 本音を見ていない
- 行動を先送りしている
- 情報が多すぎる/少なすぎる
- 自分の価値観や強みが曖昧
というだけ。
つまり「やりたいことがない人」ではなく、「まだ見つけ方を知らない人」なのです。
解決のヒントはシンプルです。
- 感情を観察する
- 小さな行動を試す
- 情報を整理し、足りない部分は新しい体験で補う
- 自分の価値観や強みを言語化する
これらを繰り返すことで、必ず自分なりの“やりたいこと”に出会えます。
大切なのは「いつか」ではなく「いま」。
今日の小さな一歩が、未来の自分を動かします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
あなたにも「本当にやりたいこと」が見つかりますように🍀
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